1.医療事務の資格を活かせる職場とは?

 

正社員からパート、派遣社員まで、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができる「医療事務」のお仕事。この職業は結婚や子供の有無にあまり影響せず、長く活躍することが可能なため、多くの女性から高い人気を得ています。

 

しかし、実際の現場を具体的にイメージできる人はどのくらいいるでしょうか?

 

ということで、ここでは、「これから医療事務の仕事に就くことを目指している人」に向けて、医療事務として活躍できる職場について、わかりやすくお伝えします。

 

 

医療事務が活躍できる場所は全国にあり、その理由は国の定めた「診療報酬制度」にあります。

 

わたしたちが風邪を引いたり歯が痛くなったりしたときに受診する病院や診療所、また薬をもらう調剤薬局のほとんどは国から保険指定されています。そして、治療費や薬は国が定めた「診療報酬制度」のもと計算・請求されています。

 

したがって、医療事務の専門知識は全国の医療機関で活かすことができるわけです。

 

医療事務の知識を生かせる職場

 

では実際に医療事務の知識を活かせる場所にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは代表的な5つの職場をご紹介します。

 

病院

20人以上の入院患者の受け入れが可能である医療機関のことであり、病院の種類は高度先進医療や研究開発、研修機能をもつ「特定機能病院」、地域の医療機関を支援する「地域支援医療病院」、その他一般病院に分けられます。病院は診療科の数や1日の来院患者数が多いぶん、医療事務員も多くいます。またスムーズに患者さまの診察をすすめていくために、受付や会計、入退院係、カルテ管理、レセプト作成など分業化を徹底されているところが多いようです。

 

診療所

19人以下の入院患者の受け入れが可能である医療機関のことであり、クリニックや診療所、医院と名のつくものは診療所になります。診療科が複数ある病院とはちがい、「○○内科医院」「○○整形外科クリニック」など診療科が限定されているところが多いです。医療事務員も少ないため、受付から会計、レセプト作成など、幅広い業務を担います。

 

歯科

虫歯や歯周病など口腔内の疾病の治療を行う医療機関のことであり、入院施設のあるところもあります。業務は受付や会計、レセプト作成に加え、歯科の治療器具の管理などもあります。また治療費の計算方法は、病院や診療所とはちがう考え方になるので、歯科専門の医療事務の知識が必要になります。

 

調剤薬局

調剤薬局では病院や診療所、歯科の医師がだした処方せんにもとづき、薬剤師が調剤して患者さまへ薬をお渡しします。医療事務の業務は、投薬準備などの薬剤師の業務補助や、薬代の計算・請求、レセプト業務があります。調剤の診療報酬をもとに計算するので、こちらも専門の知識が必要になります。

 

その他、医療関係の事務について

先にお伝えした医療機関の他、特別養護老人ホームや訪問看護ステーション、検診センターなど多くあります。これらは、介護保険や自費診療になるため、先の医療事務の業務とはまた少し違ってきます。しかし、医療機関と連携する役割をもつため、医療事務知識があれば先方と話しがしやすいでしょう。

 

以上、医療事務の職場について紹介しましたが、いかがでしたか。また具体的なイメージができたでしょうか?

 

医療事務は全国共通なので、資格をもっていると働く場所に困ることはありません。しかし、病院・診療所と歯科、調剤で、診療報酬の請求方法や考え方が異なるため、自分がどこに就職したいかを決めてから、資格の勉強をすることをご提案したいと思います。プロの医療事務になれるよう、応援しています!!