5.その他業務

医療事務に求められる役割はさまざまです

 

医療事務といえば、窓口対応や患者さまの治療費の計算、レセプト業務など思い浮かべる人も多いと思いますが、医療事務には、まだ他にも医療機関にとって重要な業務がたくさんあることそご存知でしょうか。そこで、今回はあまり知られていない、その他の業務についてご紹介します。

 

 

医療事務のさまざまな業務

 

1,レセコンへのデータ入力

レセコンへのデータ入力は外来のほかに入院分もあります。外来であれば、カルテを見ながら入力をすることが可能ですが、入院の場合は患者ごとのカルテを見てレセコンへ入力するのは効率的な作業とはいえません。そこで、薬や注射、手術、食事変更などの伝票が各部署より医事課へ届き、わたしたちは伝票の内容をレセコンへ入力していきます。

 

2.統計業務

入院施設がありDPCを採用している病院は、診療情報管理士を配置しており、国へ報告する疾患別などの統計業務があります。もし、カルテに記載が必要な内容に不備がある場合は、医師に確認しなければいけません。医師と話しをするためには、わたしたちも基礎医学程度の知識を習得しておく必要があります。診療情報管理士は、大学や専門学校、通信教育で所定の単位を取得し試験に合格すれば、資格を得ることができます。

 

3.未収金管理

何らかの事情でその場で医療費を支払うことができない患者もいます。そのため、どこの医療機関でも少なからずとも未収金が発生します。もし、そのまま放置しておくと、未払いのままになる可能性もあるため、未収金の管理をする必要があります。

 

管理するためには、日々の未収金リストの作成、患者への電話連絡、または督促状の送付などするといいでしょう。また、医療費負担が減るような制度を事前に案内(公費や高額療養費など)することで、未収金を最小限に防ぐこともできます。

 

 

回収不能になると不良債権となり、医療機関にとってマイナスになってしまいます。お金に関することは、医療事務に最も求められていることのひとつなので、未収金管理は徹底して行うようにしてください。


 

4.病院報告業務

保険指定されている医療機関は、国が決めた施設基準をクリアしていなければいけません。例えば、一般病棟では看護配置数によって平均在院日数が決まっており、1日あたりの入院基本料の点数が高いほど基準は厳しくなっています。毎月、数字を管理して1年に1回、厚生局に書類を提出する業務があります。

 

またその他にも保健所や労基署の立ち入り検査もあるため、事務サイドは提出する書類に不備がないように確認をしておく必要があります。ずさんな管理体制であれば、保険指定医療機関を解除されることもあるため、気を付けましょう。

 

以上、医療事務のその他業務についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

 

上記の内容以外にもまだ医療事務が携わる業務はまだ多くあります。キャリアを積むためには、まずひとつずつ着実に身に付けていくことが大切です。頑張るあなたを応援しています。