2.「パート」で働くメリットとデメリットとは?

 

医療事務はその人のライフスタイルにあわせて、正社員やパート、派遣として働くことができます。しかし、それぞれメリットとデメリットがあるため、入職した後で後悔しないように、事前に働き方について理解しておく必要があります。そこで、今回はパートとして働く場合のメリットとデメリットをご紹介します。

 

 

医療事務は、国が定めた診療報酬制度のもと患者さまの治療費を計算・請求します。そのため専門の知識が必要であり、業務に慣れるまで時間を要するのが普通です。

 

採用する側のニーズとしては、正社員・パートに関わらず即戦力になる経験者や、未経験でも学ぶことを苦にしない人を採用したいと思うようです。また窓口で患者対応もするため、接遇スキルを身に付けていることも重要視されます。

 

【1】パートとして働くメリット

 

仕事と家庭を両立させやすいのがパートのメリットです

 

1−1.子育て中や扶養範囲内を希望する女性も働きやすい

パートのほとんどは、1日の勤務時間が正社員と比べて短いため、子育て中や夫の扶養範囲内を希望する女性も働きやすい環境にあります。残業もレセプト期間以外はほとんどなく、家事・育児と仕事をストレスなく両立させることが可能です。また女性が多い職場のため、子供の病気や学校行事にも理解があり柔軟に対応してくれます。

 

1−2.働きながらスキルアップできる

医療事務は医師や看護師と違い、本人のやる気さえあれば、無資格・未経験でも働くことができます。未経験OKの求人も多くあり、働きながらスキルアップすることは十分に可能です。医療事務の知識や経験は全国の医療機関で通用するので、キャリアを積める分、他のパートよりもやりがいがあるといえるでしょう。

 

【2】パートとして働くデメリット

 

正社員と比較するとどうしても不安定です

 

2−1.給与面などの条件が正社員より悪い

パートは時給制を採用しているとことが多く、働いた分しか給料になりません。ボーナスや退職金もなく、勤務時間によっては、健康保険や年金などの社会保険が完備されておらず、夫の扶養に入るか、もしくは自分で国民保険と年金を支払わなければいけません。

 

また長期の休みが必要になっても給与の補てんは期待できません。パートでも社会保険に加入していれば、病気や出産などによる長期休みがあっても、給与の一部が補填されるため、トラブルにならないように面接時に事業主に確認しておきましょう。

 

2−2.正社員よりも先に解雇される可能性がある

パートのなかには半年や1年ごとに契約を更新するところもあります。もし医療機関の業績悪化によりスタッフの雇用が難しくなってきたら、まずパートから解雇していくでしょう。もし、そのとき事業主があなたに雇用保険をかけていなかったら、失業保険はもらえません。

 

以上、パートとして働く場合のメリットとデメリットについてお伝えしましたが、いかがでしたか?

 

正社員と比べて時間に余裕があるため、家事や育児と両立しやすい反面、給与や社会保険などの雇用条件が整っていない面もあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、事前に調べて納得した上で働き始めましょう。