【医療事務体験談5】資格取得の方法と医療事務の業務内容

 

医療事務経験者にインタビューするコーナー。あくまで個人の意見や体験談ですが、参考になると思います。

 

 

医療事務は国家資格ではない

 

私は医療事務の仕事を10年間開業医で実際にしています。

 

その体験から、これから医療事務を目指す方にお話しさせていただきます。

 

医療事務の仕事をするには資格があった方がいいです。

 

ただし、国家資格はありませんので、民間団体や医療事務派遣会社が任意に認定している資格を何か取得するといいです。

 

医療事務の資格取得のためのスクールについて

 

資格を取得するためのスクールなどもあるので、試験に合格できるか不安な場合には、よさそうなスクールを調べて通うといいと思います。

 

派遣会社や民間団体の講習会などもありますが、どうしても実習時間が不足するように思います。

 

数ヶ月くらい時間をかけて、スクールでじっくり学べば、試験に合格するだけではなく、就職してからも自信を持って働けます。

 

実際に仕事しながら先輩に教えてもらうことも大切

 

あとは現場の医療機関での仕事をしながらの先輩の体験談を聞いたり、実践で少しずつ覚えていくというのが現実的な学び方です。

 

先輩の体験談は本当にためになります。

 

医療事務の業務内容について

 

ところで、医療事務の業務内容はどのようなものかご存知でしょうか?

 

医療費を請求するお仕事

 

まず、会社へお勤めの方などが加入している「健康保険」と、自営業などの方や無職の方などが加入している「国民健康保険」というものがありますよね?

 

これらの、患者の自己負担分を除いた医療費を、各医療機関が公的機関に請求する事務が医療事務の業務です。

 

どこに請求するかというと、健康保険は各都道府県にある支払基金に、そして国民健康保険の自己負担分を除いた医療費は、やはり各都道府県にある国民健康保険連合会に請求します。

 

他に大企業や同業組合に健康保険組合と言うのもありますが、ここも基本的には同じです。

 

医療事務の専門業者もある

 

医療事務を医療事務専門の会社へお願いしてしまう医療機関もあります。

 

そこでの仕事も基本的には医療機関に属している職員がするか、委託された医療事務専門会社は医療機関に派遣されてするかの違いだけです。

 

レセプト業務について

 

医療費を支払基金や国民健康保険連合会へ請求する書類のことを、通称レセプトと呼んでいますが正式には医療費請求書と言います。

 

通院のみの場合と入院の場合は書類が異なります。

 

また、細かく言うと生活保護の方などで医療費が免除されている方の場合も異なりますし、高齢者の場合も同様です。

 

医療機関には、医院、歯科医院、薬局などがありますが、例外的に柔道整復師も医療費請求書通称レセプトを直接支払基金や国民健康保険連合会へ提出することが認められています。

 

医療事務の忙しさにはピークがある

 

医療費請求書通称レセプトは当月分を翌月10日までに提出することになっております。

 

したがって毎月月末から翌月10日までが忙しさのピークです。

 

昔はレセプトを手書きで書いていたのが普通でしたが、20年ほどくらい前からレセプトを作成するコンピューターが普及してきました。

 

そのため、最初のころはフロッピーディスク、その次はCDさらにその後はフラッシュメモリーで提出されるようになり、今では医療機関から支払基金や国民健康保険連合会へインターネットで送信して終わりという時代になりました。

 

少しゴチャゴチャしてしまいましたが、医療事務のお仕事にはとても大切な役割があります。

 

お互いにがんばっていきましょう。

 

サヤカからひとこと

 

もし、この方の文章(特に後半部分)を読んで「難しいなー」と感じたなら、医療事務のスクールに通うことをおすすめします。医療事務の業務はとっつきにくい部分も多いので、専門のスクールでじっくり学んだほうが後々スムーズです。